「アコムは生活保護受給者でも利用できるの?」
「アコム以外でお金を借りる方法はある?」
生活保護受給者がアコムで借入できるかは気になりますよね。
本記事では、生活保護受給者がアコムで借入できるかどうかについて解説していきます。
アコム以外でお金を借りる方法についても紹介しているので参考にしてみてください。
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【結論】生活保護受給者はacom(アコム)で借りられない
生活保護受給者がアコムで借入できるかは気になるところですよね。
結論、生活保護受給者はアコムから借入をすることは難しいです。
ここでは、なぜ生活保護受給者はアコムからの借入が難しのか解説していきます。
生活保護受給者がacom(アコム)で借りられない理由
生活保護受給者がアコムから借りられない理由はいくつかありますが、ここではその一部を紹介します。
借入が難しい主な理由は以下の通りです。
- 返済能力がないから
- 生活保護費を返済に充てられないから
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
返済能力がないから
アコムは公式HPにて以下のように明言しています。
アコムのカードローンの貸付対象は「安定した収入と返済能力を有する方」としています。
引用:アコム公式HP
このようにアコムで審査を通すには、安定した収入が必要です。、
しかし、生活保護費は収入には含まれません。
よって、保護費で生活をしている方はアコムから収入が無いとみなされてしまいます。
生活保護費を返済に充てられないから
生活保護費を返済に充てることは生活保護法で禁止されています。
仮に保護費を返済に充てた場合、生活保護の停止や不正受給に該当してしまうリスクがあります。
なので、アコムは収入のない生活保護受給者を審査に通すことはありません。
生活保護受給者はacom(アコム)を含め、カードローンを利用できない
生活保護受給者は基本的にカードローンを利用できません。
どの賃金業者も保護費を収入としないので、返済能力がないと判断されます。
どうしても消費者金融を利用したい方は、審査がゆるい以下の中小消費者金融を検討してみましょう。
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- フタバ
- アロー
- フクホー
生活保護受給者がacom(アコム)で借りる場合のリスク
生活保護受給者がアコムで借入するリスクはいくつかあります。
生活保護受給者でアコムでの借入を検討している方は要チェックです。
生活保護が打ち切られてしまう
保護費を借金の返済に充てると、生活保護が打ち切られてしまうリスクがあります。
生活保護法には以下のような記述があります。
生活保護法12条一号
生活扶助は、困窮のため最低限度の生活を維持することのできない者に対して、左に掲げる事項の範囲内において行われる。
一 衣食その他日常生活の需要を満たすために必要なもの
二 移送
引用:厚生労働省公式HP
保護費は定められた用途のみに利用可能です。
保護費で借金を返済すると、生活保護法に反するとして、生活保護が打ち切られてしまう可能性があります。
不正受給を疑われてしまう
生活保護受給者が借入をすると、不正受給と疑われてしまう可能性があります。
なぜなら、借入は収入としてみなされるからです。
十分な収入がある状態での保護費の受給は不正受給にあたります。
不正受刑者に対しては以下のような罰則が課せられる事があります。
不実の申請その他不正な手段により保護を受け、又は他人をして受けさせた者は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
引用:e-Gov法令検索
不正受給と疑われないためにも、消費者金融からの借入はやめましょう。
生活保護受給者がacom(アコム)以外でお金を用意する方法
ここでは、アコム以外でお金を用意する方法を紹介していきます。
家族や知人に相談する
生活保護受給者がお金に困った時は家族や知人に借入の相談をすることをお勧めします。
家族や知人に借りるメリットは以下の通りです。
- 金利がかからない
- 返済スケジュールを柔軟に決定できる
- 審査不要
ただ、家族や知人から借りる場合でも、必ず借用書を用意しましょう。
個人から借入する際に、返済しないと人間関係が壊れるリスクがあるので注意してください。
公的融資制度を利用する
生活保護受給者は公的融資制度の対象となる可能性があります。
低所得者や障害者などの生活を守るため、国や自治体が融資をする制度
公的融資制度は、金利が低く、返済期間を長く設定する事ができます。
代表的な公的融資制度とその特徴を以下にまとめました。
制度名 | 特徴 |
---|---|
生活福祉資金貸付制度 | ・生活費等に利用可能 ・無利子または低利 ・返済期間は最長10年 |
住宅セーフティネット制度 | ・低家賃の賃貸住宅の供給を支援 ・保証人不要 ・家賃の一部を補助 |
生活困窮者自立支援制度 | ・就労支援、生活費の貸付など多方面からのサポート ・無利子または低利 |
1度借入先に問い合わせて、自分が融資の対象となるか確認しましょう。
生活保護の一時付与を申請する
生活保護の一時付与も検討してみましょう。
生活、医療、住宅などのカテゴリごとで臨時の費用が発生した場合に扶助してくれる制度
生活保護の一時扶助が適用される主なカテゴリーは以下の通りです。
カテゴリー | 使用用途 |
---|---|
被服費 | ・布団類 ・衣類 ・出産関連など |
家具什器費 | ・炊事用具、食器など |
移送費 | ・要保護者を扶養義務者などの引取り先へ送る費用 ・被保護者が出産のため病院へ入院又は退院する場合の費用 |
入学準備金 | ・小学校又は中学校への入学準備費 |
これらの資金について困っている場合はお近くの福祉事務所に相談してみましょう。
生活保護受給者がお金を借りたい時の注意点
生活保護受給者が借入する際の注意点はいくつかあります。
借入する前に必ず確認しておきましょう。
闇金は利用しない
闇金業者は絶対に利用しないようにしましょう!
出資法で定める上限金利年20%を超えて融資する違法賃金業者のことです。
闇金業者は、法外な金利を要求する上に、厳しい取り立てを行う事が多いです。
借主の家族や友人にも圧力をかけることがあるので注意しましょう。
個人間融資は利用しない
個人間融資は利用しないようにしましょう。
SNS等で「融資します」などと書き込んだ投稿主と直接契約の締結を行うことです。
個人間融資では、個人を装った闇金融業者による貸付けが行われるほか、更なる犯罪被害に巻き込まれる危険性があります。
生活保護費を借金の返済に充てない
生活保護費を借金の返済に充てないようにしましょう。
生活保護法では保護費を借金の返済に充てることは認められていません。
仮に保護費を返済に充ててしまうと、不正受給とみなされる場合があります。
また、不正受給に当たらなかった場合でも、借入分だけ保護費が減らされてしまいます。
保護費月10万円で、3万円借入した場合。
支給保護費=10万円ー3万円=7万円
働いて得た収入から返済するようにしましょう。
よくある質問
ここでは、生活保護受給者がアコムで借入する際によくある質問について答えていきます!
生活保護受給者はアコムで借りられない?
借りることはできます。
ただし、生活保護費を打ち切られる可能性があります。
生活保護受給者がアコムで借りるには?
生活保護受給者がアコムで借りるには安定した収入が必要です。
保護費は収入として見られないので注意が必要です。
生活保護受給者がお金を用意する方法は?
公的融資制度の利用や生活保護の一時扶助を検討しましょう。
家族や知人に借入を相談するのもおすすめです。
【まとめ】生活保護受給者は、acom(アコム)含めカードローンを利用しないこと
生活保護受給者は、アコムを含めカードローンを利用しないようにしましょう。
理由は以下の通りです。
- 保護費を返済に充ててはいけない
- 不正受給を疑われる可能性
- 借入した分、保護費が減る
お金が必要になった場合は、公的融資制度や生活保護の一時扶助の利用を検討しましょう!
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