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反則金を払わないとどうなる?払わなかった場合の流れを解説!

比較的軽微な交通違反で検挙された際に科せられる反則金。

払わなかったらどうなるのかが分からず、不安に思っているという人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、反則金を払わないとどうなるかを解説します。

あわせて反則金とは何なのか、お金を用意する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
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反則金を払わなかった場合の流れ

スピード違反

反則金を払わなかった場合、どのような事態になってしまうのでしょうか。

不安を解消したり、支払うかどうかを決めたりするためにも、ぜひ知っておきたいものですよね。

そこではじめに、反則金を払わなかった場合の流れを、支払いや制度に関する情報と共に紹介します。

反則キップ(青キップ)を受け取る

30km/h未満のスピード違反のような比較的軽微な交通違反で検挙されたときには、反則キップや青キップと呼ばれる交通反則告知書が交付されます。

このとき、反則金の支払いに使う仮納付書も一緒に渡されます。

渡された仮納付書を使ってすぐに反則金を支払えば、処分は終了です。

ですが、反則金を支払わずに放置してしまうと、次のステップに進んでしまうので、可能であればすぐに支払うようにしましょう。

また、自動速度違反取締装置(オービス)で違反が確認された場合、青キップと仮納付書は直接自宅に郵送されます。

反則金を7日間の内に納付しない

仮納付書の期限は、青キップを渡された日の翌日から数えて7日間です。

この期間内であれば郵便局や銀行などで支払ができますが、期間を過ぎてしまうと仮納付書が使えなくなります。

一度期限が過ぎてしまうと、スムーズな納付ができなくなるのでよほどの理由がない限りは、期限を守ることをおすすめします。

また、納付の意思はあるものの期限を切らしてしまった場合には、各都道府県の警察にある「交通反則通告センター」にて新たな納付書を受け取ると良いでしょう。

本納付書が送付される

青キップを受け取った日から、およそ40日後に本納付書が交通違反通告書とともに送られてきます。

この本納付書は仮納付書と同様に支払いに使うもので、郵便局や銀行の窓口で使用できるものとなっています。

期限は、交付日の翌日から10日間。

反則金の金額は同じですが、書類の送付に関する費用が加算されているため支払う金額も若干高くなっています。

納付を催促する通知書が送付される

本納付書での納付がなかった場合、納付を催促する通知書「反則金未納通知書最終通知」が届きます。

この書類には、支払いを催促する内容が記載されているほか、納付がなかった場合には警察への送致を行うといったことも記載されています。

納付を行わなかった場合には、記載通り刑事手続きへと移行してしまうため、よほどの理由がない限りは対応するようにしましょう。

出頭要請がされる

反則金未納通知書最終通知を無視すると、警察から出頭要請が送られてきます。

こちらはあくまで要請であり、出頭を強制するものではありません。

そのため、応じるかどうかも個人の判断となっています。

しかし、何度も無視してしまうと逃亡のおそれがある、悪質性が高いとみなされ、逮捕されてしまう可能性もあるため、基本的には応じるようにしましょう。

検察官(警察官)による取り調べ

出頭後に行われるのが、検察官や警察官による取り調べです。

この場では、交通違反の罪を認めるか否かを主に問われます。

ここで罪を否認すると、次のステップに移行します。

検察が起訴か不起訴か判断

交通違反の罪を否認すると検察へ書類送検され、交通裁判所に出頭することになります。

出頭後は検察から取り調べを受け、そのあとに起訴するか、不起訴にするかの判断が下されます。

不起訴の場合はそのまま処分は終了

起訴となった場合には、裁判となります。

また、起訴が決まった場合には検察から簡易的な略式裁判にするか、一般的な正式裁判にするかを問われます。

素早く手続きを終わらせたいなら略式裁判、最後まで争いたいなら正式裁判を選ぶと良いでしょう。

裁判

検察により起訴されると、いよいよ裁判となります。

略式裁判では裁判官が書面の確認を行った上で有罪判決

正式裁判では双方の意見を考慮した上で有罪、もしくは無罪判決が下されます

有罪になった場合は罰金刑が科せられ、決められた期間までに罰金を支払うことを求められます。

この支払いに関しては拒否、または放置してしまうと財産の差し押さえが執行されるため、逃れることはできません。

そもそも反則金とは

反則金とは

反則金は、罰金と異なるものです。

反則金は軽微な交通違反が対象となる罰則で、前科がつかない行政処分となっています。

渡されるのは青キップであり、金額は違反の度合い、スピード違反であれば超過速度によって決められます。

対する罰金は重大な交通違反が対象の罰則です。

処分の区分も刑罰と同じ刑事処分となっているため、科せられると前科がつきます。

渡されるキップは、赤キップ。

金額は裁判によって決定されます。

どちらも交通違反の罰則として有名なものですが、実際には違うものと覚えておきましょう。

反則金罰金
処分の区分行政処分刑事処分
前科がつくかどうか支払えばつかないつく
キップの種類青キップ赤キップ
金額違反の度合いによって決まる裁判で決まる

反則金を払わないと手間がかかる

手間がかかる

反則金を払わないと、すぐに払った場合よりも大幅に手間がかかります。

具体的にかかる手間は以下の通り。

  • 警察に出頭する必要がある
  • 逮捕される可能性がある
  • 裁判になると時間とお金がかかる

ここからは、各手間についてを詳しく解説します。

警察に出頭する必要がある

先ほど紹介した通り、反則金を払わないと警察から出頭要請が届きます。

この出頭要請に応じて、警察に出頭すると貴重な時間や体力を失ってしまうでしょう。

警察に行くということ自体がストレスになるほか、予定を調節する手間が発生するのもデメリットの1つ。

そのため、時間を大切にしたいのであれば反則金をすぐに支払って、はやめに処分を終わらせることをおすすめします。

逮捕される可能性がある

逮捕される可能性が出てくることも、反則金を払わないことのデメリットです。

もちろん、払わなかったからといってすぐに逮捕されるわけではありません。

しかし、出頭要請を何度も無視し、悪質かつ逃亡の恐れありと判断されてしまうと逮捕されてしまう可能性があります。

仮に逮捕されてしまうと私生活や仕事に悪影響が出てしまうため、反則金の支払いや出頭要請は無視しないようにしましょう。

裁判になると時間とお金がかかる

裁判、特に正式裁判になると時間とお金がかかります。

略式裁判であれば比較的早く終わりますが、正式裁判は判決が出るまで1ヶ月以上の時間を要します。

さらに、弁護士費用も必要となるため、正式裁判にまで発展してしまうと多くの時間とお金を失ってしまうでしょう。

また、略式裁判に関しても、起訴までに裁判所や警察に出頭する手間や、取り調べが発生するため、多くの時間を失うことになります。

無実かつ、最後まで争いたい場合は別ですが、時間とお金を失いたくない場合は反則金の支払いに応じたほうが賢明といえます。

反則金を払えない場合には無利息期間がある消費者金融がおすすめ

消費者金融

手元に反則金を支払うほどのお金がない場合には、無利息期間がある消費者金融を利用するのがおすすめです。

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スピーディーにお金を貸してくれるので、今すぐ支払いたいというときにも役立つでしょう。

ここからは、無利息期間があるおすすめの消費者金融を紹介します。

レイク

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ダイレクトワン

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融資までの時間最短即日(来店が必須)

よくある質問

よくある質問

反則金やお金を用意する方法は分かったけれど、いくつか疑問に思うことがあるという人も多いでしょう。

そこで最後に反則金に関する、よくある質問を紹介します。

反則金を払わないと逮捕されますか?

反則金を払わないだけで、警察から逮捕されることはありません。

しかし、反則金の未払いが原因で送付されてくる出頭要請を無視し続けていると、逮捕される可能性があります。

あくまで、可能性のため100%逮捕されるわけではありませんが、不要なトラブルを防ぐためにも出頭要請には応じるようにしましょう。

反則金を払わないで起訴される人はどれくらいいますか?

反則金を払わないで起訴される人は、10%未満といわれています。

ほとんどの場合不起訴となりますが、未払のまま放置してしまうと裁判所や警察に出頭する手間が発生してしまいます。

また、仮に起訴されて有罪になった場合には前科がついてしまうため、よほどの理由がない限りは反則金を支払ったほうが良いでしょう。

反則金はいつまでに払えばいいですか?

反則金は仮納付書の期限内、青キップを受け取ってから7日以内に払うのが基本です。

この期間に支払えば、追加の郵送物が送られてくることもありません。

出頭要請が来ることもないため、ストレスなく手続きを終えられます。

また、最終期限は反則金未納通知書最終通知の期限までとなります。

この期限を過ぎてしまうと警察から出頭要請が届いてしまうため、どんなに遅くても最終通知の期限までには支払うようにしましょう。

まとめ

車

反則金はできるだけすみやかに収めることをおすすめします。

払わないで放置してしまうと支払いを催促する書類が届くだけでなく、警察から出頭要請が届いてしまうこともあります。

仮に出頭となると大切な時間を失ってしまうほか、ストレスにもなってしまうので放置せず、納付書の期限内に支払うようにしましょう。

また、用意するのが難しい場合は、無利息期間が長い消費者金融を利用するのもおすすめです。

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