【東京 その他 最新ニュース】50代から輝く人は何が違う?「会社に囚われない生き方」を目指すには
【ニュース概要】
シニア社員をひとくくりに「使えない」というのは、間違いだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA平均寿命が延びるなかで、退職後のビジネスパーソンはどう生きていくべきか。マイクロソフトやグーグルでエンジニアとして活躍し、複数の企業で技術顧問を務める及川卓也氏は、「会社にとらわれない生き方」を実現するには若い頃からの準備が大切と説く。及川氏の考える、人生100年時代のキャリアづくりとは。
私が「会社に依存しない生き方」を志向していた理由
人生100年時代と言われる昨今、シニア世代も会社に縛られない、会社から放り出されても居場所がある、そんな生き方が求められています。こうしたキャリアは、シニアになってから慌てて準備するのではなく、それ以前の20代・30代から考えておいた方がいいと私は思います。
私自身は若い頃から、「会社に依存しない生き方をすべき」とどこかで考えていました。
私が大学を卒業して入社したディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)は当時、世界第2のコンピューターメーカーで、大変勢いのある企業でしたが、1990年代にその勢いを失います。ちょうど日本でもバブルが崩壊した時期で、日本法人でも早期退職プログラムが年中行事のように実施されていました。優秀な人から抜けていく様子は、まさに「ネズミが沈没船から抜け出す」といった状態でした。
そんな中で、辞めるに辞められないという人たちもいました。これはDECに限った話ではありませんが、たとえば住宅ローンの支払い補助など、さまざまな制度で会社に依存していた人たちです。特に住宅ローンについては深刻でした。バブル崩壊で住宅の価値が大きく下がったことで、「ローンを返せなくなったら売ればいい」という切り札が使えなくなり、会社を辞めるに辞められない状況にあった人たちは、当時、結構いたのではないでしょうか。
(本文の続きは、以下のリンク先にあります)
【経歴】
1979年生まれ 京都市出身。
同志社大学経済学部卒業後、日本ユニシス株式会社(現BIPROGY 株式会社)入社。一貫して金融機関向けITシステム開発業務に携わる。
金融システム開発の現場で、2007年~2009年頃のリーマンショックによる経済の大混乱、強烈な景気後退、資産の激減などを目の当たりにする。
その経験から、「これからの日本人の合理的な資産形成・防衛に、正しい金融リテラシーが絶対に必要」という強い思いを持ち、2011年4月 株式会社トータス・ウィンズに入社。
中小企業に特化したリスクマネジメント対策のコンサルタントとして、500社以上の中小企業、1,000人以上の保険相談業務に携わる。2015年、代表取締役就任。
法人保険活用WEBサイト『点滴石を穿つ』を運営する一方で、法人向け保険代理店として、東京都中央区を中心にコンサルティング活動を行なう。
【趣味】
美術館巡り、千葉ロッテマリーンズの応援
【自己紹介】
中小企業向けの金融商品が数多ある中で、わたしは一貫して『100%顧客優位な商品選び』をポリシーに中小企業経営者向けの保険活用プランニングを行なってきました。
これまでのキャリアでの最大の学びは、『お金やお金の流れに関する知識や判断力=「金融リテラシー」は、私たちが社会の中で経済的に自立し、生き抜くために必要不可欠』ということです。
そして金融・保険に携わるプロとして、何よりお客様に対する誠実さ・真心・信頼関係より大切なものはないと考えています。
皆さんが安心して納得できる金融商品選びができるよう、わかりやすい記事を書き続けることで貢献していきます。