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【東京 社会 最新ニュース】富裕層だけ長生きする社会が到来。貧困層は分かっていても安物を食べ続け、病気になって早死にしていく

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ニュース概要

今後はより貧しくなった日本人は「賞味期限切れ」の食品すらも「安いから」という理由で好んで食べるようになる。そして、企業もそれが売れるとなったら、いくらでも賞味期限切れを提供するはずだ。質が落ちていたり、腐りかけていたとしても貧困層は気にしなくなる。安いからだ。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)

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これから経済情勢がひっ迫していくのであれば安物を買う

コロナ禍における欧米の金融緩和、そしてロシアのウクライナ侵攻などを要因とした世界的な物価上昇は今も止まっていない。長らくデフレで苦しんでいた日本も、2022年からは物価上昇がはじまって、2022年の年末には消費者物価指数も4%を超えるような事態ともなっている。

ところが、人々の実質賃金はまったく上がっていない。

岸田首相は総理大臣になる前は「令和の所得倍増」を約束していたはずなのだが、今ではすっかり何も言わなくなり、それどころか17か月連続で実質賃金マイナスを叩き出して知らぬ顔をしている有様だ。

そのうえ、インボイス制度だとか年金支払い5年延長とか、国民負担率を上げるような政策ばかりをしているので、日本国民はますます首が絞まっている。

こうしたこともあって岸田政権の支持率は26.3%と低迷しており、昨今では「増税メガネ」だとかひどい言われ方で嫌われるようになってしまった。

岸田政権が無能である以上、私たちは生活防衛しなければならない。物価が上昇するなかで生活をしなければならないので、追い込まれてしまっている人であればあるほど「安いもの」を選ぶしかない。

100円ショップの隆盛はまさに、そうした「安物買い」を象徴した光景であった。神戸物産グループが運営する「業務スーパー」のように、聞いたことのないメーカーや商品のものを集めて安くしているような業態も伸びている。

いつの時代でも貧しい人々は安物を買おうとするのは当たり前ではないかと思う人もいるかもしれないが、それは半分合っているが半分間違っている。

たしかに貧しい人々は選択肢が限られているので安物を買おうとする。しかし、国がどんどん成長しているとき、人々は少し背伸びしてでも良いものを買おうとするものなのだ。

逆にこれから経済情勢がひっ迫していくのであれば、逆に人々は意識して安物を買うようになっていく。日本人の「安物指向」は、日本政府が30年も日本を経済成長させることができなかったほど無能だったので定着した動きであるとも言える。

「安物しか買えなくなってしまった」

これからも日本人は安物を買い続ける。そして、安いものを求める人々は、よりひどい状況にはまりこんでいくことになる。

日本人が「安ければ安いほどいい」というデフレマインドに落ちているので、製造者は安くするために、今まではコスト削減で対応してきた。

このコスト削減が、「高賃金の日本人労働者を切り、低賃金のアジア人労働者を雇う」という動きとなっていったのはよく知られている。

その結果、日本人も非正規雇用が増えて賃金が減り、生活の不安で安物しか買わなくなった。そして気がついたら、日本人は「安物しか買えなくなってしまった」のである。

日本人が安物志向となり、安物しか売れなくなると、メーカーはますます安くするしかなくなる。そこでメーカーは常軌を逸した値下げを実現するために、とんでもない手抜きやごまかしをするようになってきている。

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