無駄な保険を見直し年間の保険料総額が約3000万から1500万に削減
【会社情報】
年商20億円 建設業
経営者:50代男性
【ご相談前の課題】
・過去10年以上に渡り、顧問税理士事務所お抱えの保険代理店から、提案されるがままに法人保険に加入していた。
・結果として10件以上の法人保険に加入していたが、競争の原理が働いておらず「割高な保険」
「余計な保険」が数多くあった。
・先代社長から現社長への事業承継を機に、会社で加入している保険をすべて見直すことにした。
【改善案】
・加入保険の見直しを図り、優先順を付けて不要なものは解約、もしくは数年に分けて部分解約。その一方、資産形成効果や課税繰り延べ効果が高いものは残すなど、商品特性を活かし契約者に不利にならぬよう加入契約を変更した。
・解約等により不足する保険金については、コストの安い掛け捨て定期保険で新たに確保した。
【成果】
・抜本的な見直しにより、毎年の保険料総額が約3000万円→約1500万円と大幅に軽減された。
・ムダな保険料削減により運転資金が増え、財務状況の改善が図れたことから、銀行と新規借り入れの検討を始めた。今後は増えた手元資金と銀行からの借り入れ資金を元手に、人員を増やし事業を拡大する予定。
【経歴】
1979年生まれ 京都市出身。
同志社大学経済学部卒業後、日本ユニシス株式会社(現BIPROGY 株式会社)入社。一貫して金融機関向けITシステム開発業務に携わる。
金融システム開発の現場で、2007年~2009年頃のリーマンショックによる経済の大混乱、強烈な景気後退、資産の激減などを目の当たりにする。
その経験から、「これからの日本人の合理的な資産形成・防衛に、正しい金融リテラシーが絶対に必要」という強い思いを持ち、2011年4月 株式会社トータス・ウィンズに入社。
中小企業に特化したリスクマネジメント対策のコンサルタントとして、500社以上の中小企業、1,000人以上の保険相談業務に携わる。2015年、代表取締役就任。
法人保険活用WEBサイト『点滴石を穿つ』を運営する一方で、法人向け保険代理店として、東京都中央区を中心にコンサルティング活動を行なう。
【趣味】
美術館巡り、千葉ロッテマリーンズの応援
【自己紹介】
中小企業向けの金融商品が数多ある中で、わたしは一貫して『100%顧客優位な商品選び』をポリシーに中小企業経営者向けの保険活用プランニングを行なってきました。
これまでのキャリアでの最大の学びは、『お金やお金の流れに関する知識や判断力=「金融リテラシー」は、私たちが社会の中で経済的に自立し、生き抜くために必要不可欠』ということです。
そして金融・保険に携わるプロとして、何よりお客様に対する誠実さ・真心・信頼関係より大切なものはないと考えています。
皆さんが安心して納得できる金融商品選びができるよう、わかりやすい記事を書き続けることで貢献していきます。