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【東京 法人保険 最新ニュース】アマゾン、英国で保険事業に参入 日本も無視できない金融事業のゆくえ

法人保険

【ニュース概要】

アマゾンは2022年10月19日、英国で住宅保険販売事業「Amazon Insurance Store(アマゾン保険ストア)」をローンチした。

アマゾンアカウントを通じて、複数の保険商品を比較し、購入できるサービスだ。どのようなサービスなのか、その詳細を探るとともに、保険市場で起きるデジタルシフトの動向を追ってみよう。

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執筆:細谷 元

アマゾンの保険・金融市場への参入は時宜を得たものなのか

Eコマースだけでなく、クラウド、デジタル広告、オーディオブック、スマートホームなどさまざまな市場で影響力を強めるアマゾン。金融市場も例外ではない。

アマゾンは2022年10月19日、英国でオンライン住宅保険販売事業「Amazon Insurance Store(アマゾン保険ストア)」をローンチした

まず英国の保険会社3社と提携し、アマゾンWebサイトを通じて、住宅保険を販売する。英国の価格比較サイトComparethemarketやMoneyspermarketなどが競合になるとみられる。

アマゾンはすでに、米国でAffirm、英国でバークレイズと提携し、後払い決済サービスを展開、また英国では2021年9月に中小企業向けの保険販売サービスの開始を発表するなど、金融・保険分野での取り組みを活発化させている。

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アマゾンの英国での取り組みは他人ごとではない

アマゾンの住宅保険販売サービス

今回アマゾンが英国で開始する住宅保険販売サービスとはどのようなものなのか、その詳細をみていきたい。

このサービスは、英国のアマゾンWebサイト(amazon.co.uk)で、住宅保険の比較、契約書の取り寄せ・確認、保険料の支払いをワンストップでできるもの。

まずは英国のAgeas UK、Co-op、LV=General Insuranceの3つの保険会社の保険商品が取り扱われることになる。アマゾン保険ストアにおける保険会社の数は、今後さらに増える見込みだ。

アマゾン保険ストアの利用者は、まずアマゾンUKアカウントにログインし、簡単な質問表に回答を記入する。その後、各保険会社による見積もりを比較し、特定のニーズに応じて、保険の内容を更新する。

保険料などの情報は変更に応じ、リアルタイムにアップデートされる。保険商品の支払いは、アマゾンで選択可能な支払い方法から選ぶことが可能。支払い後は、アカウント内で保険内容の確認や支払い情報の更新などもできる。

アマゾン保険ストアでは、他の商品同様に保険商品の星・レビューが掲載されることになり、利用者はそれらの情報を意思決定に活用することが可能だ。

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