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【東京 法人保険 最新ニュース】生命保険7社が連続倒産…契約者の利益は二の次? 顕在化した重大問題

法人保険

ニュース概要

生命保険7社が連続倒産…契約者の利益は二の次? 顕在化した重大問題

1997(平成9)年4月25日に日産生命が当時の大蔵省から業務停止命令を受けて倒産しました。日産生命の破綻をきっかけに4年間で7つの生命保険会社がドミノ倒しのように破綻していきます。

生命保険会社の破綻の主な原因には、バブル崩壊後の運用環境の悪化などが挙げられています。しかし、保険業界が抱えていた問題も無視できません。今回は保険会社特有の「相互会社」という組織形態に着目し、考えていきます。

日産生命破綻から4年間で生命保険会社7社が破綻

日産生命の破綻を皮切りに、今日まで8社の生命保険会社が破綻しています。戦後、破綻した保険会社は古い順に以下の通りです。

 

日産生命の破綻から東京生命の破綻まで、4年間に7社もの保険会社が相次いで倒産していきます。また、大正生命の受け皿となったのが大和生命ですが、経営再建がうまくいかずに2008(平成20)年10月に破綻する結果となりました。

破綻したほとんどが相互会社

連鎖的に破綻した生命保険会社はいずれも業界の中堅であり、以下のようなパターンをたどったと考えられています。

1.1980年代後半に高利回りの貯蓄性商品の販売に注力
2.バブル崩壊で販売した商品の利回りを確保できず、逆ざや状態に
3.逆ざや解消のためにハイリスクな運用などでますます経営が悪化し、破綻

バブル崩壊による運用環境の悪化が主要な原因といわれますが、問題はそれだけではありません。バブル崩壊をきっかけに、保険会社が内包していた問題が顕在化したからだとも考えられます。

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