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【東京 法人保険 最新ニュース】2024年から自動車保険料が値上げ…保険の見直しで「大崩壊」しかねない…高い保険料を払い続ける意外な落とし穴

法人保険

ニュース概要

伊藤 真二

5月26日、大手損害保険会社各社が2024年1月1日より自動車保険の保険料を値上げする方針であることを新聞各紙は報じた。

保険料値上げを前に自動車保険を見直そうと考えても、今や自動車保険は多種多様で、自分にとって最適な自動車保険とはどの保険なのか、補償内容は何が適切で補償額はどれだけ必要なのかなど、選択に迷ってしまうことだろう。

事実、自動車保険は何を選べばいいのかといった相談を受けることはあるのだが、人によってどこまで補償を受けたいのか、どこまでサポートしてほしいのかといったことで答えは変わってくる。その人の自動車保険に求めることをヒアリングし、同じ条件が揃う保険会社で保険料の比較と補償内容の提案、というのが保険選びの流れなのだ。

ここでは、FP(ファイナンシャルプランナー)の目線から、自動車保険を選ぶうえで知っておきたいポイントを紹介する。

料金か時間か、ダイレクト型と代理店型

保険を見直したいという人の中には、今の補償内容には満足しているからできるだけ変更したくないという人もいる。私も不安を増やしてまで保険料を安くするのはおすすめしないが、値上げの流れの中で料金を抑えるとなれば、何かを減らすしかない。

 

しかし、補償内容を変えずに保険料を下げられる方法もある。代理店型(対面型)に入っているのであれば、ダイレクト型(通販型)に変更するというものだ。ダイレクト型はその名のとおり、代理店にマージンを取られず、保険会社とダイレクトに契約するわけだから、保険料は安くなるし、その変更幅のインパクトはかなり大きい。

ただし、代理店型からダイレクト型に変えることで失うものも当然ある。それは代理店の価値ともいえる保険加入時や、事故時におけるサポートの手厚さというところだろう。

ダイレクト型にすると、自分で保険を探し、各社を比較し、手続きをしなければならない。必要な補償をつけ忘れたり、いらない補償までつけてしまったりといった可能性もあるし、不明なことなどがあれば保険会社に問い合わせもしなければいけないので、手間はかかる。

一方で代理店型は最適な保険会社や補償内容を提案してもらえたり、事故時のアドバイスや書類の記入を手伝ってもらえたりといったメリットがある。自分自身で補償内容などを理解して選んでいくことが苦手な人や調べる時間を作れない人、事故時に手厚いサポートが必要な人は代理店型からダイレクト型への変更はおすすめしない。

また、代理店型が自分に合うという人は、こうしている間にも代理店に相談して保険料の見直しを提案してもらったほうが、記事を読んで知識をつける手間も減らせるかもしれないので、そっとこの記事を閉じることをおすすめする。

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