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【東京 相続・事業承継 最新ニュース】「お金の終活」は時間を味方につける!4つの大事な相続対策とは?

相続・事業承継

ニュース概要

西崎 努:リーファス社長

お金の終活

遺産相続でもめる原因で、最も多いのは何だかご存じですか? 実は、資産の額が大きいからもめるわけではないのです。いずれくる「相続」が「争族」とならないために、いまできることとは……? 今回は「お金の終活」4つの手順について紹介します。

※本稿は、西崎 努『60歳を過ぎたらやってはいけない資産運用』(アスコム)の一部を抜粋・編集したものです。

年齢とともにお金の断捨離を

 年齢とともに、サテライト(攻めの投資)の資産は徐々に減らしていきましょう。リスクを減らす分には一気に全部切り替えしてもいいですし、徐々に減らしていってもいいでしょう。ちなみに私がシニア世代にアドバイスする場合は、個々人の事情を考慮しつつ、コア(守りの投資)が80~100%、サテライトが0~20%の割合を目安にしています。

 80歳を目処に、資産の管理をできるだけシンプルにしておくことが大切です。取引する金融機関など口座も減らし、資産運用も無理せず現金化して、いつでも使えるようにしておくことを心掛けるべきです。健康なときには何でもない手続きややり取りが、怪我や病気の際には多大なストレスや身体的な負担になりかねません。

 いずれ起きる相続のことを考えても、身の回りを適度に整理するということは老後の生活を快適に過ごすためにも忘れないようにしましょう。

相続対策は無理にしなくてもよい

 資産運用において相続「税」対策を気にする人もいます。相続対策は誰しも必要ですが、税金の対策となると話は変わってきます。

 80歳くらいの高齢になってから一気に対策しようとして不動産を購入する方もいますが、そうしたやり方は逆効果になることが少なくありません。

 現状で最善の対策を講じたつもりでも、将来、税制が変わったりすることも十分ありえますし、そもそも税金逃れ、いわゆる「租税回避行為」と判断されれば節税効果は認められません。資産があれば金融機関もいろんなスキームを考えて、ローンを出してくれることもありますが、それを税務署が認めてくれるかどうかは別問題です。

 相続税対策は時間を味方にするのが一番です。不動産であっても計画的な購入をするべきですし、遺言などを活用しながら、時間をたっぷり使って取り組むのがおすすめです。

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