保険アンサー

運営:株式会社トータス・ウィンズ

中小企業の保険の
悩みを解決する
メディア

HOME/ 税対策/ 【東京 税対策 最新ニュース】森永卓郎さんが死去「最後まで闘いながら死ぬのが私」…財務省の闇を暴き国民目線を貫いた“モリタク先生”を悼んで

【東京 税対策 最新ニュース】森永卓郎さんが死去「最後まで闘いながら死ぬのが私」…財務省の闇を暴き国民目線を貫いた“モリタク先生”を悼んで

税対策

ニュース概要

by 

20250129-moritakusan_eye

“モリタク”の愛称で親しまれた経済アナリストの森永卓郎さんが28日、原発不明がんのため亡くなりました。67歳でした。前日のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』に生出演するなど、文字どおり「最後まで闘いながら」天国へと旅立った森永さん。晩年はわが国財務省の問題点について精力的に発信していました。その歴史的な意義を国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが振り返ります。(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』より

不撓不屈の経済アナリスト、森永卓郎さんが死去

とても悲しいニュースが入ってきました。

がんで闘病中だった経済アナリストの森永卓郎さんが1月28日、亡くなりました。67歳でした。

森永卓郎さんは1957年、東京に生まれました。

1980年に東大を卒業し、日本専売公社(現在のJT)に入社。経済企画庁、UFJ総研などを経て経済アナリストとして独立。獨協大学経済学部の教授でもあり、「モリタク」という愛称で親しまれていました。

モリタク教授が有名になったのは、2003年に出版された『年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する! 』がベストセラーになった時でしょう。

この本について、アマゾンにこんなレビューがありました。

(2016年3月16日)
一回り以上前、2003年、小泉政権下での出版である。書かれていることがそのまま、その後の社会であることに驚く。
ほぼ同じボリュームの4章に分かれていて、1章・日本経済に起きた「最大の悲劇」、2章・日本に新たな階級社会が作られる、3章・1%の金持ちが牛耳る社会、4章・年収300万円時代の「豊かな」生き方、という流れである。
この流れとタイトルから、「年収が少なくなっても豊かに生きることはできる」という本だと思われているが、この本の真骨頂は、前の3章にある。
すなわち、戦後最初のデフレ局面の意味、その仕組みと黒幕、さらにそれが、「国際化・ボーダレス」の社会では避けられない流れだ、という主張には大いにうなづける。なぜなら、この10年の経済の変化が、マクロ的にまったく書かれた通りだからだ。
筆者は「勝ち組」の立場にいながら、子どもの頃60年代のアメリカ生活の実感をもとに、米国型社会の闇をこの時点ですでに警告している。政治や経済の仕組みに不案内な人には入門書として、勝ち組目指して努力してきた人には振り返り本として、いま、読んでもらいたいというのが読後の実感だ。

しかし、モリタク教授を本当に有名にしたのは2023年5月、この本が大ベストセラーになった時です。

「この本」とは、もちろんこちら『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』。この本を読めば、「暗黒の30年の原因は財務省だ」とはっきり理解できます。

『ザイム真理教』が大ベストセラーになったことで、国民が「財務省の増税路線おかしくね?」と疑問を持ち始めた

一部のネット民は、岸田さんを「増税クソメガネ」と呼びはじめた。

「法人税増税」「金融所得税増税」「消費税増税」を意図する「石破大増税自民党」が、昨年の衆議院選挙で大敗した。

モリタク教授の『ザイム真理教』は、『安倍晋三回顧録』『安倍晋三vs財務省』とともに、「歴史を変えた本」なのです。

この本を出版した7か月後の20023年12月、モリタク教授は「すい臓がんステージ4」の診断を受けたことを公表しました。

「もう長くは生きられない」

そう悟ったモリタク教授は、どんな心境だったのでしょうか?

余命宣告後に「権力と闘います」森永さんが最後まで貫いた国民目線

2024年1月、こんなことをおっしゃっています。

楽して生きよう、楽しい事をこれからやろう、とはみじんも考えなかった。

最後まで闘いながら死ぬのが私の生きざまだと思ったので。

これから権力と闘います、怖いものないんですよ。

モリタク教授は、「もうすぐ死ぬ」と理解したことで、怖いものがなくなりました。

なぜ?

人間誰でも、一番怖いのは「死ぬこと」でしょう。

ところが、モリタク教授は、がんステージ4なので、どっちにしても先は長くない。そこで、「権力」と戦うことにしたのです。

では、「権力」とは具体的に何なのでしょうか?もちろんメインは財務省でしょう。

モリタク教授は2025年1月28日、亡くなりました。

教授は、「暗黒の30年の真因」を暴露し、国民を覚醒させ、日本復活の流れを作りました。その流れは、どんどん大きくなって、日本を変えていくでしょう。

モリタク教授、お疲れさまでした。

ありがとうございました!

日本を変えた英雄・森永卓郎教授のご冥福をお祈りいたします。

(本文の続きは、以下のリンク先にあります)