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【東京 税対策 最新ニュース】税務調査官「確実に税金が取れるな」…税務署が“最優先”で調査対象に挙げる「追徴課税確実」の人物【元税務調査官が暴露】

税対策

ニュース概要

秋山 清成

ある日突然やってくる税務調査。どのような基準で選んでいるのか明確な基準は明らかにされておらず、ある種「ブラックボックス」となっています。しかし、そのようななかでも税務署が「確実に税金が取れる」と見込み、最優先で調査に乗り出す対象がいると、元税務調査官の秋山清成税理士はいいます。はたしてその対象とは、みていきましょう。

贈与の調査はしないが、無申告は相続の際にバレる

税務署は贈与に関してノータッチだが…「資金移動の形跡」から贈与を暴く

親がお金を出して子ども名義で車を購入したり、家を建ててあげるなら、それは贈与です。

「今年110万円以上子どもに援助したけど、贈与税の申告をしなかったから、税務署から呼び出しがある」とビクビクしている人がいますが、これは間違いです。税務署は贈与に関する調査をすることは、よほど疑わしいことがない限りありません。

けれども、年間110万円を超える贈与を無申告のままでいると、相続が発生したときにバレてしまうので注意しましょう。

いずれにしても税務署は、無申告で自分の懐に入れた親のお金を子どものお金とは認めませんから、税金を払うことは避けられません。無申告の贈与は、その時点では見過ごされたとしても、将来、痛い目にあうことに。くれぐれも無茶なことはしないようにしましょう。

税務調査を利用するのも手

親のお金を子どもが取り込んではいけない

相続税の税務調査でよくあるのが「親の預金の取り込み」です。これは親が病気や認知症になり、家族が親の口座から預金を勝手に引き出して、自分のお金にしてしまうことです。

その後、親が亡くなり、遺産分割を行う際、「親にはもっと財産があったのではないか」と相続人同士で争いになることがしばしばあります。

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