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【東京 退職金 最新ニュース】「役職定年」とは?定年後の「嘱託」って何?社労士が解説【定年前後の大事なこと】

退職金

ニュース概要

佐佐木由美子:社会保険労務士

写真はイメージです Photo:PIXTA
写真はイメージです Photo:PIXTA

定年まで今の会社で働くべきか、一足早く働き方を見直すべきか。50歳前後になってくると、「定年」を意識する方が増えてきます。本連載では、定年前後の働き方にまつわる情報を、厳選して掲載していきます。今回のテーマは「いつまで会社にいたほうがいい?」「嘱託って何?」です。(社会保険労務士 佐佐木由美子)

いつまで会社にいたほうがいい?

自分の会社の「役職」について理解する
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 定年まで今の会社で働くべきか、一足早く働き方を見直すべきか。50歳前後になってくると、「定年」を意識される方は増えてくるのではないでしょうか。職場によっては40代半ば頃から、第二の人生を考えるための通称「黄昏研修」を実施しているケースもあり、否が応でも厳しい現実と向き合わざるをえないことも。給与は頭打ち、ポストも減少する中、50代半ば以降「役職定年制」を設けている企業では、あからさまに待遇がダウンして、やる気を削がれてしまうことも珍しくありません。

 やりがいある仕事や重要な役職を任せてくれるような企業であれば、期待に応えようとモチベーションをキープすることもできます。一方、相応の待遇がまったく期待できなければ、ほかに活躍の場を求めようと考えるのはごく自然なこと。職場でシニアの先輩が活き活きと働いているかどうか観察することはもちろん、実際に話を聞いてみることも大切です。

 平均年齢がどんどん高齢化する職場では、一社員として利益を上げ続けられる人は、年齢にかかわらずニーズは高いものです。そうなれば、定年まで働き続けることも、さらにその先の継続雇用においても希望が持てるというもの。見極めは、定年間際よりも気力・体力のある早い段階からしておくに越したことはありません。

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