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【東京 退職金 最新ニュース】「老後のためにマンションを買いたい」→投資のプロが全力で止める3つの理由「不動産を買うのは最もよくない時期」

退職金

ニュース概要

澤上篤人:ファンドアドバイザー

悩む女性

投資に興味はあっても、奨学金の返済や生活費で手一杯で投資にまわせるほど余裕がない…そんなときは、まず何から始めればいいのだろうか。日々の生活のためにも必要な“家計の見直し”について、投資のプロ澤上氏が解説する。本稿は、澤上篤人『一生安心したいから「大人女子、投資始めます」』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。

お金に余裕がない人は
「超節約ゲーム」から始める

Qお悩み
 投資をしたいけど、余分なお金がありません。

A解決

 本物の投資には時間が必要です。時間が最大の味方です。だから、早く始めたい。けれど、余裕資金がない。また、そう簡単には収入は増えません。そういうときは、生活の無駄を省くところからやってみましょう。

 まず、無駄な保険に入っていないかを再確認してください。「この保険は、今の自分には必要ない」と判断できたら、躊躇なく解約しましょう。多くの人は、これだけで相当額の余裕資金ができるはずです。

「よけいな保険には入っていないけど、やはりお金がない」という人は、ちょっとした実験をやってみましょう。1カ月間だけ、徹底的に出費を減らし、超節約生活をやってみるのです。それも、ゲーム感覚で。面白半分で、生活コストを徹底的に切り詰めるのです。

 帰り道にコンビニに寄ってお菓子を買っていたなら、まずは我慢する。カフェにも入らないし、外食もやめて、ランチはお弁当を持参します。洋服はもちろん買わないし、100円ショップにも立ち寄りません。今月だけは映画などの娯楽も我慢です。

 そして1カ月後、いかがでしょうか。びっくりするほど節約できていませんか。実践した人に話を聞くと、「え、こんなにお金が余るとは」と驚きの声が上がります。今までの家計の大半は、実のところ、無駄づかいだったのです。

 ここで再度、家計を見直してみます。生活実験を通して「これを我慢したのがつらかった」「人生がわびしく感じた」という項目はありませんか?

 たとえば「週末においしいケーキを食べるのが楽しみだったのに、やめたら元気が出ない」「月に一度の映画館通いをやめたらつらかった」など、気分的にかなり負担になった節約項目があれば、それは復活させましょう。みなさんの人生にとって重要なことなのですね。

 でも、それ以外はばっさりと節約できるはずです。今まで、なんとなくの習慣で続けていた出費は案外と多いのです。浮いたお金で、さっそく本格的な長期投資を始めましょう。

Qお悩み
 大学の奨学金の返済をしていて、なかなか余裕資金ができません。人生の中で投資をする時間が少なくなってしまいますが、まずは先に借金を返してから、投資をするというほうがよいでしょうか?

A解決

 奨学金の返済を続けながらも、長期投資に回す資金は捻出できます。先ほど紹介したように、1カ月間だけの「超節約生活」を、ゲーム感覚でやってみてください。そこで、再確認した「削り落としても、どうってことなかった」出費は、そのまま長期投資の資金に回せるはずです。

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