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【東京 退職金 最新ニュース】どうすれば貧困から抜けられるのか。本多静六という日本が生んだ最高の頭脳が答えを言っている

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ニュース概要

本多静六は9歳の頃に父親を亡くして一気に貧困のどん底に落ちる生活をしていたので、貧困から抜け出すためにはどうしたらいいのか、そこに大きな力点を置いていて、著書でも「どうすべきなのか」を繰り返し説いている。それは、現代にも通じるものだった。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)

日本が生んだ最高の頭脳はどのように語っていたのか?

短絡的な利権主義の馬鹿な政治家と、何も考えていない馬鹿な都知事が、明治神宮外苑をぶっ潰そうとしているのだが、こうした政治家・都知事でも手が出せないのが総本山である「明治神宮の森」である。

【関連】小池都知事が進める明治神宮外苑“樹木3000本伐採”とカネ儲け再開発の出来レース。なぜ明治神宮まで加担するのか?=鈴木傾城

この明治神宮を造園したのは本多静六と呼ばれる「日本初」の林学博士なのだが、この人物は日本が生んだ天才でもある。明治神宮の森も多様性、多層性を意識して、人間が手を加えなくても100年は持つ森を設計して日本の宝として残した。

この「人工の森」としては最高傑作であるとも言われており、いかに本多静六が傑出した人物だったのかが、これでもわかる。そもそも、本多静六が作ったのは明治神宮の森だけではない。他にも60近くもの「公園」を造成している。東京駅丸の内口駅前広場の設計も本多静六である。

本多静六の活躍は、それだけではなかった。貧困の中にあっても東大を首席で卒業して東大の教授になったこの人物は、実は著財と投資の世界でも凄まじい才能を発揮して巨万の富を築いていた。

『世の中に金というものがなくならない限り、何人《なんびと》も金を無視して生活することはできない』という言葉を残して、貯蓄と投資を研究し続けた本多静六は日本が生んだ「最高峰の個人投資家」であったのだ。すべてが一級の人物であった。

本多静六は9歳の頃に父親を亡くして一気に貧困のどん底に落ちる生活をしていたので、貧困から抜け出すためにはどうしたらいいのか、そこに大きな力点を置いていて、著書でも「どうすべきなのか」を繰り返し説いている。

日本が生んだ最高の頭脳は「貧困脱出のために何をせよ」と語っていたのか。それは、現代でも通じるものだった。

「人は一生涯努力を続けるのが、すなわち人生」

本多静六の中でもっとも有名なのは「4分の1天引き貯金」である。「苦しい生活を続け、残ったお金を貯めていけばいいと思ってはいけない」という旨を本多静六は語っている。

そうではなくて、最初から給料(収入)の4分の1を天引きして貯金して、残りで生活しろと言っている。

『倹約して暮らしてみて、後で残ったものを貯金するというような、手ぬるい明日主義では、とうてい駄目であります。収入があったときに、容赦なくすぐさまその4分の1を天引きして貯金し、残りの4分の3でできるだけ節約して暮らし、もし残りがあったらそれも貯金するということにしなければなりません』

そして、その生活というのは「努力を基礎にする」と強く説いている。

では、このように述べられている。

『努力とは、精神的・筋肉的のあらゆる人間の活動を意味し、普通に言う「働く」という事と同じであります』

『人生は徹頭徹尾努力であり、努力に努力を重ねていくところに、はじめて人生の意味があるのでありまして、努力なしには人生はなく、あらゆる人生の幸福、すなわち慰安も、休息も、喜悦も、満足も、感謝も、進歩も、みんな努力を通してのみ、はじめて得られるものであり、結局人は一生涯努力を続けるのが、すなわち人生であるということを、徹底的に悟らなければなりません』

今の日本では何かとショートカットやチートが持てはやされて、正当に努力することを馬鹿にする風潮があるのだが、本多静六は真っ向から「そうではない」と述べている。

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