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【東京 法人保険 最新ニュース】住友生命のDXのキーマンに聞く、「内製化は“レガシー生保”にとってエポックメイキング」

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ニュース概要

ダイヤモンド編集部 片田江康男:記者

保険ラボ

住友生命保険の看板商品である「Vitality(バイタリティ)」のアプリに、新機能が追加される。大手生保は契約者のデータを活用し、新たなサービスに結び付ける取り組みを進めるが、中でも住友生命は他社に先駆けて成果を出している。同社のDXのキーマンである岸和良・理事デジタルオフィサーに話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 藤田章夫、片田江康男)

DXキーマンが語る新機能のポイント

――Vitality(バイタリティ)のアプリがアップデートされますが、どのような点がポイントなのかお教えください。

もともとバイタリティのアプリは、お客さまに行動変容を起こしていただいて、健康になってほしいということで始めました。ところが、運動に対して億劫だという方もいらっしゃいますし、いざ運動をしようと思っても、何をやっていいのか迷ってしまう方もいます。

こうした場合、営業職員がお客さまの背中を押すような形で、運動を続けてもらっていましたが、それでも調査をすると、自分でどういう運動をしていけばいいか分からない方が依然としています。そこで、あなたはどのような運動をすればいいか、という提案機能を開発しました。

さらに、お客さまそれぞれの目標が設定できる機能も追加します。例えば、2年でゴールド会員を目指したいとか、あるいは3年計画の方もいるかもしれません。インジケーターを付けて、視覚的に分かりやすくするイメージです。

やはり自分のペースで続けてほしい。長く続けていけば、数値は良くなりますから。

――個人に最適化したアドバイスが得られるということでしょうか。

お客さま個人に対するサービスは他にもあります。

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