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サブスクリプションサービスの隆盛に思うこと

その他、雑感
サブスクリプションサービスの隆盛に思うこと

公開日 2021年8月11日 更新日 2022年3月13日

5年ほど使用して、だいぶ挙動があやしくなってきたPCに見切りを付けて、新しいPCをセットアップしています。

ここ数年で、日常的に使うアプリ、特にサブスクリプションサービスがものすごく増えました。

今やWindowsすらMicrosoft 365(クラウドサービス)が標準で、初期状態ではOne Driveバックアップ設定(自動的にマイクロソフト・クラウドにバックアップが取られる設定)が有効です。

だから万が一PCがクラッシュしてデータを開けなくなったりしても、クラウド上のバックアップからデータが戻せる仕様になっています。

端末は何でもよく、PCからでもスマホからでもネットワークにつながって自分のアカウントにアクセスできさえすれば、文字どおり世界中どこでも自分のデータにアクセスできる環境が作れてしまいます。

これらの仕組みは、一昔前だったらシンクライアントとかリッチクライアントとか言いましたが、かつて数千万円からの設備投資を伴う企業システムを導入しないと不可能だったことが、今は無料かせいぜい月額1000円そこらのサービス利用料を払うだけで実現できてしまっています。

 

コロナ禍で、世間全般で在宅ワーク・リモートワークが広く推奨されるようになりました。

「そうは言っても、オフィスに行かなきゃ出来ない仕事も多い」

そんな反論の声も多いと思います。実際、PC移行をやってみる前の私もそう思っていました。

 

しかし私の場合、PC移行のために改めて仕事を棚卸してみたところ、リモートワークのボトルネックになっているのは以下の3つだけでした。

・個人情報やセキュリティ上、オフィスから持ち出しを禁じている書面やデータへのアクセス

・オフィスのPCに入っている固有アプリ(クラウド非対応・ローカル上でしか動かない)での作業

・来客と客先訪問への対応

 

私たちは自分のこれまでの働き方を前提に考えるから、「リモートワークなんか出来ない」と断定的に考えてしまいがちです。けれども、環境・働き方・雇用形態をリモートワーク前提に変えてみれば技術的には可能なケースが殆どなんじゃないかと思えます。

 

情報格差が加速する?

特にこの頃、他社の方と共同作業をする際にはChat WorkやBOXなどのWEBサービスを介して、打ち合わせはZoomやTeamsなどのWEB会議システムで済ませることが多くなってきました。私はIT企業出身ということもあり、新しい技術への対応にはそれなりに自信があったつもりでしたが、最近は若い方に手取り足取り教えてもらいながら、何とか付いていくのがやっとです。

これは、コロナがデジタルディバイドを加速させるだろうな・・と。

デジタルインフラを通じて提供される各種サービスを使いこなす人々と、そうでない人々の間に存在するガラケーとスマホどころじゃない圧倒的な情報格差。

日本は高齢者の比重が高い訳ですから、大多数は後者に分類されるけれども、社会構造はデジタルインフラが使えることが前提に回っていく。そう考えると、便利になりすぎることも大きな問題かもしれない・・。PC移行に四苦八苦しながらそんなことを考えました。

<追記>

それにしても、いろいろなサブスクリプションサービスがあるものです。↓とても参考になります。

ご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。